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2019/11/08 豆知識ブログ

「線維筋痛症」という病名をご存知でしょうか?

全身に「激しい痛み」が繰り返し起きる病気で日本では推定200万人いると言われています。

特に30~60代の女性によく見られるのですが認知度が低い為、適切な治療を受けられない方や、痛みの辛さを周囲にわかってもらえず苦しんでいる方も多いのです。

その痛みは全身であったり、身体の一部であったり、関節や骨が痛むなど痛む箇所は様々で、痛みは数日間ではなく数か月に渡って続く慢性的なものになります。

またリウマチとは違い、腫れを伴わなく血液検査や画像診断検査でも異常が見られない為、発見が難しい病気なのです。

線維筋痛症の原因はまだよくわかっていません。

ある考え方では肉体的ストレスと心理的ストレスにより、脳の中枢神経に障害が起こり、その事が原因という説があります。

脳には痛みを伝える機能と抑える機能があります。その中枢神経が機能障害を起こすと通常では痛みを感じない程度の弱い刺激でも痛みを感じるようになり、体に強い痛みやこわばりを感じると考えられています。

 

残念なことに線維筋痛症に対する特効薬は存在しないため、線維筋痛症の治療では、運動療法や認知行動療法、心理療法に薬物療法などを組み合わせる治療があります。

 

痛みにも波があり痛みだしたら薬を飲めば痛みがなくなるということはほとんどないのです。更に何もできないほど痛む日もあります。

この様な症状になると日常生活にも支障をきたすようになり、寝たきり状態になってしまう人もいます。

特に線維筋痛症は、冷えると痛みが増幅する場合があります。
特にエアコンに直接当たったり、冬場は気温が下がり痛みを感じやすくなる為、厚着や携帯カイロを身に着けるなど身体を冷やさない工夫をおすすめします。

またストレスを貯めない生活を心がけるのも大切です。

 

健康堂にも「体に痛みがあるけど、病院の検査では異常が見当たらないと診断された…」と言う患者さんも少なくありません。

 

このような原因不明の痛みの患者さんに、温熱療法での痛みの緩和の効果が多く見られています。

原因不明の痛みでお悩みなら健康堂へお気軽にご相談ください!