上尾、東大宮、久喜市で冷え症でお困りなら健康堂へ!
ご自身の平熱が何度かおわかりでしょうか?
だいたい「36℃かくらいかな」と思います。
私は毎朝、体温を計るので36.6℃位です。
では「熱があると思う体温は?」と質問すると
「37℃以上かな…」と答える方が多いのではないでしょうか?
そう思うのは、幼い頃からそれが常識となっているからだと思います。
しかし、患者さんに平熱をきくと「36℃以下」の方が非常に多いのです。
因みに1950年代の調査では日本人の平均体温は36.8℃だったといいますから、
1℃以上下がっていることになります。
たまに「私は体温が低いからさ~」に気軽に言う若い女性を見かけますが…
実はそれは、大きな病気につながる予兆かもしれません!
体温が低いと血行も滞り、身体に酸素、栄養素が十分に行き渡らなくなり、様々な不調が表れてきます。
「最近、体が重い」「だるい」「何か不調」と感じている方は、
まずはご自身の平熱を確認してみてください。
では、なぜ現代人の体温は下がっているのでしょうか?
原因としては、空調技術の発展によりエアコンが広く普及したことにより、
体温を自分で調整する機能が衰えてきていることが挙げられます。
本来、人間の身体は、暑さや寒さなど外の環境に応じて自分の身体を調整する機能を備えています。
ところが年中快適な環境で過ごせるようになったことにより、本来の私たちが持っている気温の変化に対するが力が弱くなってしまったと思います。
体温が下がると体内にある酵素の活動が低下してしまいます。
酵素には、細胞の合成や代謝を行ったり、遺伝子の修復をする大切な役目があるのです。
酵素は、38℃以上の温かい環境で活動が活性化されます。
体内の温度が38℃ということは、体温計で測った時に36.5度は必要ということになります。
血液の巡り=すなわち血行が悪くなり、先ほども述べましたが、
身体の各所に必要な栄養物や酸素を届けることができなくなってしまうのです。
これが、血行不良によって身体に不調が表れるメカニズムになります。
体温の大切さを認識していただいて、温かいものを飲む、食べる、お風呂に浸かる等を、習慣にしてください!